FOMC声明でFRBのスタンスを確認=外為どっとコム総研 ジェルベズ久美子

FOMC声明でFRBのスタンスを確認
昨日のドル/円相場は大きな材料があったわけではないが、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えたポジション整理の動きの中でまとまった規模のドル買いが入り、ドル/円は20日移動平均線を突破した。
ただし、60日移動平均線付近では一旦頭が抑えられている。本日は手掛かり材料が比較的多いが、その中でも特に米10月ADP全国雇用者数(21時15分)及びFOMC声明(27時)の内容に注目だ。

米財政協議の長期化で量的緩和(QE)の縮小時期を来年3月以降と見る市場関係者が大幅に増えたが、本日のこの2つの経済イベントによって「ハト派に傾き過ぎた」と市場が判断すれば、ドル高が進むだろう。
60日移動平均線(執筆時点:98.248円)を突破すれば99円を試す展開も視野に入る。

もちろん、FOMC声明でハト派寄りの姿勢が見られれば、再度200日線(同時点:97.478円)付近まで失速することも有り得るため、上下両面の可能性を想定しておく必要はあるだろう。