東京株式(大引け)=176円高、過剰流動性期待高まり反発

A33c24acc

 30日の東京株式市場は、前日の欧米株市場の好調を受けて大きく買い先行、一時日経平均株価は200円を超える上昇を示した。後場中ごろ伸び悩む場面もあったが、大引けにかけてアジア株堅調を横目に買い直された。大引けの日経平均株価は前日比176円高の1万4502円と大幅反発となった。東証1部の売買高概算は34億8076万株、売買代金は2兆7213億円。値上がり銘柄数は1067、値下がり銘柄数は598、変わらずは89銘柄だった。売買代金は大きく膨らみ、SQ算出日を除くと今年7月19日以来の高水準となった。
 きょうの東京市場は活況高の様相。前日の米国株市場でNYダウ、S&P500がともに史上最高値を更新したほか、欧州では独DAX指数も最高値に買われるなど、海外株高を背景としたリスクオンの流れのなか主力株をはじめ買い気が盛り上がった。きょうまで行われているFOMC(米連邦公開市場委員会)では、量的緩和縮小を見送る公算が大きいとのコンセンサスが支えとなり、日米の金融緩和環境を先取りする動きが表面化している。
アジア株が総じて堅調だったことも追い風となった。
 個別では、トヨタが売買代金トップで高いほか、キーエンスも買われた。TACがストップ高、駒井ハルテックも一時値幅制限いっぱいに買われた。エクセディ、タダノなども急騰した。オムロン、豊和工なども買いを集めている。半面、ファナックが大きく売られ、アイフルも軟調。コマツも冴えない。モノタロウが続急落、ネオス、ボルテージなども大幅安。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)