今夜の注目材料は?=外為どっとコム総研 ジェルベズ久美子

今夜の注目材料は?
東京市場のドル/円相場は、手掛かり材料に乏しい中で方向感が出ず、98.10円台から98.20円台でのもみ合いに終始しました。この後、方向感は果たして出てくるのか、予定されている経済イベントから考えてみましょう。

10/30(水)
17:55☆(独) 10月雇用統計
21:15☆(米) 10月ADP全国雇用者数
21:30 (米) 9月消費者物価指数
22:00☆(独) 10月消費者物価指数・速報
27:00☆(米) FOMC政策金利発表
29:00☆(NZ) RBNZオフィシャル・キャッシュレート
※☆は特に注目の材料

本日は大型イベントが並んでいます。
そうした中でも一番注目度が高いのは米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文になってくるでしょう。

今回のFOMCでは金融政策は据え置かれる公算です。ただ、市場で「量的緩和(QE)の縮小スタートは来年3月以降だろう」との見方が固まってきている中で、FOMC声明の内容如何によって、市場参加者は見通しの修正を行う可能性もあるため、発表後のドルの動きには要注意です。

米連邦準備制度理事会(FRB)がより早い段階での縮小を可能とする見方を示すようなことがあれば、ドル/円は60日線(執筆時点:98.249円)の頭の重さを払拭し、99円を試す可能性も見えてきそうです。
もちろん一方で、市場の「QE縮小開始は来年3月以降」との見方を補強するような慎重姿勢をFRBが示せば、ドル/円が反落するとも考えられます。