【レンジ推移】ADP、FOMC! OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】98.00-98.80 【予想時刻】2013年10月30日 18:00
昨日は米9月小売売上、8月S&P住宅価格指数が強弱入り乱れる結果となりましたが、ジリジリと上昇に転じました。その後に発表された10月消費者信頼感指数は市場予想を大きく下回る71.2と前回の80.2から大きく低下する結果となりました。ドル円も上値が重い推移となりましたが、量的緩和縮小時期の後退が強く意識されたこともありビンビンになった米株式が下支え、またFOMCを前にそれまでのドル売りの巻き戻しが入ったとのことで底堅い推移が続きました。本日アジア時間は98.10-98.30近辺での狭いレンジ内での推移が続きました。本日はアメリカ時間はイベント盛りだくさんとなっています。まずは何と言っても市場の注目を集めているFOMCですね。金融政策に関しては据え置きで市場予想は固まっていますが、声明の内容に注目が集まります。景気判断に関して弱気な表現が多いようだとQE縮小開始時期の後退を更に強めると考えられます。ただし、すでに市場はQE開始時期の後退に関しては織り込んでいること、QE縮小後退は株価を下支えする動きにつながるため大きな下落とはならない可能性も高いと思われます。後はFOMCの影に隠れて存在感が薄れているADP雇用統計ですが、来週に予定されている10月分の雇用統計の前哨戦として注目が集まります。市場予想は前回よりも若干減少の+15.0万人となっています。いずれも注目度の高い経済指標ですが、市場の本音は10月以降、特に米議会混乱のブレが少なくなる11月移行のデータと考えられるため大きな波動を作り出すとは考えにくいと思われます。

本日の予定

20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:15 米10月ADP全国雇用者数 
21:30 米9月消費者物価指数 
23:30 米週間原油在庫
翌3:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表

【参考データ】OANDAグループの顧客の取引状況
OANDAグループのポジションは68.7%が買い、31.2%が売りで買いポジションに傾いている状況が続いています。オーダー状況も上にはびっしりと売りオーダーが並ぶ状況は続いており上値を重くしそうです。