FOMCに懸念はなく、底堅く続伸すると想定

30日のNY株式市場は、堅調な主要企業の決算結果を受けて続伸するとみている
時間外取引のCME米国株式指数先物は小幅続伸、連日高値更新という勢いがFOMC通過後も続くと楽観的な見方が強まっている。
ここまで追加緩和はなくても、現状の金融政策が維持されることは確実視されており、不覚はないと言って良いだろう。
経済指標は、ここ数ヶ月悪化傾向にある指標も少なくないが、緩和継続を後押しする内容として指摘され、引き締めに回ることはないとみている。
油断は禁物とは言え、仮に想定どおりの結果になったとしても、ミューチャルファンドなどの解約や換金売りも米デフォルト懸念の影響で一巡しているようだ。
昨日まで発表されてきた企業決算の結果も悪くない、ここは下押す要因を無理に組成しなくても良い流れの中にあると考えている。
今晩予定の米国経済指標は、重要な指標として位置付けられるADP雇用統計が発表予定
今晩の経済データについては、22時15分に民間調査会社ADPによる雇用指標、その他原油在庫統計、消費者物価指数などが発表予定されている。
緩和縮小観測が後退している中での発表、市場予想下回る数値がマーケット関係者の願うところ、市場予想よりも改善する結果となれば株価に出尽くしという口実を与えやすい。
日本株にとっては、市場予想を上回って円安に振れる動きが理想的かもしれないが、どの市場にも優しい結果は15万人前後で落ち着くことが重要だ。
むしろ原油在庫統計の結果が、マーケットに与えるインパクトは大きいかもしれず、想定外の在庫増加は景気鈍化懸念を与えやすいので23時半の結果に注目すべきだろう。
今晩はGM、VISA、フェイスブックが決算を発表予定、日本株のADRではホンダと任天堂に注目が集まりやすい
16時半にスタートした日経平均先物は日中比で上昇、ユーロ円は135円台前後、ドル円も巻き戻し的な円安トレンドになっている。
今晩の米国主要企業決算については、GMやVISA、Facebookが予定されており、今週の中でも重要な位置付けとなる決算イベントだ。
特にGMは景況感知る上で重要な位置付けとなり、VISAは消費動向を、Facebookはネット関連好調裏付ける結果となるか注目度は非常に高い。
NY株式市場は、決定的に売り込む、利益確定売りに押される材料に事欠くと思われ、むしろ買い戻し需要を加速させる方に売り方のリスクが意識されるかもしれない。

バーナンキFRB議長は会見予定になく、何も発せられないことから結果が想定どおりであれば、売り急ぐこともなく、しっかりと株価は上昇すると楽観的に見ている。
日本株の動向については、昨日同様にホンダなどのADR推移に注目しておくことだ。