東京株式(寄り付き)=米国株安受けてやや売り先行

 31日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売りが先行、寄り付きの日経平均株価は前日比28円安の1万4474円と反落。前日の欧州株市場は総じて軟調、米国株市場でもNYダウが61ドル安と反落している。これを受けて東京市場でも目先利益確定売りが出やすい環境。ただ、為替市場では1ドル=98円台半ばと足もとは円安水準で推移しており、これが下値を支えている。注目されたFOMC(米連邦公開市場委員会)では量的緩和の縮小を見送った。これについては織り込み済みで米国株市場は利益確定の売りに押されたものの、前日にNYダウ、S&P500ともに過去最高値を更新していたこともあり、自然な調整との見方が強い。日本ではきょう開催される日銀の金融政策決定会合が注目され、これを見極めたいとの思惑もあるが、金融政策の現状維持が市場コンセンサスであり、想定通りなら全体株価への影響は小さそうだ。業種別には海運、保険、化学、紙パルプ、ガラス土石などが高く、空運、証券、倉庫、小売、その他金融などが軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)