花王が急反発、13年12月期の純利益予想を下方修正も悪材料出尽くし感強まる

 花王<4452.T>が急反発。30日の取引終了後、13年12月期通期業績予想の下方修正を発表しており、売上高1兆3000億円、営業利益1160億円の予想は従来予想を据え置きつつ、純利益はカネボウ化粧品のロドデノール配合美白製品の自主回収に伴う特別損失の追加計上で前回予想に比べて30億円減の640億円に修正した。特損の追加計上で悪材料出尽くしとの見方が強まっているようだ。
 同時発表の第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高9505億3800万円、営業利益818億6400万円、純利益395億5200万円となった。カネボウ化粧品の美白製品自主回収に伴う販売先からの返品受入れやマーケティング活動自粛の影響もあったが、新製品効果もあってコンシューマプロダクツ事業が実質増収を果たしたほか、アジアでサニタリー製品などのヒューマンヘルスケア事業や衣料用洗剤などのファブリック&ホームケア事業の売り上げが好調に推移した。
 なお、前期は決算期変更に伴う9カ月決算のため前期および前年同期との比較はない。

花王の株価は9時19分現在3295円(△140円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)