グリコがしっかり、14年3月期業績予想の上方修正を好感、原価率ダウンなどが寄与

 江崎グリコ<2206.T>が30日の取引終了後、14年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高3145億円、経常利益65億円から、売上高3150億円(前期比7.5%増)、経常利益117億円(同81.3%増)に上方修正したことが好感されている。売上原価率のダウンや販売促進費や広告費の効率的運用が奏功したとしているが、22日に第2四半期累計(4~9月)業績見込みの上方修正を発表していることから、通期業績予想の上方修正は想定の範囲内との見方もあり、上値は限定的となっている。
 なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1696億8400万円(前年同期比8.3%増)、経常利益106億9000万円(同91.1%増)となった。新製品効果やタイ子会社の洪水被害からの全面復旧効果もあって菓子部門が伸長したほか、冷菓部門や牛乳・乳製品部門などが伸長した。原価率は販売品種構成の変化によるアップ要因はあったものの、上海子会社の原価率ダウンなどが寄与し、全体ではダウンし増益に貢献した。

グリコの株価は9時54分現在1074円(△3円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)