外為サマリー:1ドル98円40銭台の円安、FOMC声明文受け円売り優勢に

 31日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=98円45~46銭近辺と前日午後5時時点に比べ19銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=135円18~22銭と同17銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は、98円40銭台の円安水準で推移。30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に声明文が公表されたが、政府機関一部閉鎖の影響などに関する文言は入らず、前回の内容をほぼ踏襲する内容だった。市場には、FOMC後の声明文に景気の先行きに警戒感を示す表現が盛り込まれ、それが米量的緩和の長期化観測につながるとの期待も出ていた。
 ただ、「金融緩和に前向きなハト派的な内容ではなかった」(市場関係者)との見方から、米長期金利が上昇。日米金利差拡大観測から、円売り・ドル買いの動きが強まった。
 ニューヨーク市場では一時、98円67銭まで円安が進んだが、その後、一段の円安・ドル高を目指すまでには至らず、円売り一巡後は98円台前半での一進一退となった。
 この日は日銀金融政策決定会合が開催され、黒田総裁の記者会見での発言内容も注目されている。ユーロは、1ユーロ=1.3728~29ドルと同 0.0012ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)