東京株式(前引け)=軟調も押し目買いに下げ幅限定的

 31日前引けの日経平均株価は前日比30円安の1万4471円と反落。前場の東証1部の売買高概算は12億3768万株、売買代金は8264億円。値上がり銘柄数は832、対して値下がり銘柄数は770、変わらずは152銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株市場が総じて軟調だったことから目先リスクオフの流れとなり利益確定売りが先行した。しかし為替が1ドル=98円台半ばでもみ合うなど円安水準を維持しており、輸出株中心に押し目買いが入り底堅さを発揮。全般商いは再び低調となっているが、値上がり銘柄数が値下がりを上回るなど地合いは悪くない。FOMC(米連邦公開市場委員会)では量的緩和の縮小を見送ったが、日本ではきょう開催される日銀の金融政策決定会合が注目される。金融政策の現状維持が市場コンセンサスとなっており、ノーサプライズで波乱とはなりにくい。
 個別では日立が堅調、パナソニックも買われた。ガイシ、アンリツ、ステラケミファなども値を飛ばしている。花王、キーエンスなども買われた。半面、ソフトバンクが安く、任天堂も軟調。GSユアサも売られた。冶金工、CVSベイ、チタン工なども軟調。ANAも売りに押されている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)