外為サマリー:1ドル98円30銭前後の横ばい圏、黒田総裁会見に注目も

 31日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=98円28~29銭近辺と前日午後5時時点に比べ2銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=134円60~64銭と同41銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円相場は、98円30銭前後の横ばい圏で推移。30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文は「金融緩和に否定的なややタカ派的な内容」(市場関係者)との見方から米金利が上昇し、円売り・ドル買いの動きが強まった。ただ、98円50銭前後からは円買い戻しが強まり、午後に入り円の下げ幅は縮小。午後3時時点では前日終値近辺で推移している。市場には、「120日移動平均線がある98円70銭近辺が抵抗線」(アナリスト)との見方が出ている。
 日銀金融政策決定会合は全員一致で金融政策の現状維持を決定したが、市場の反応は限定的だった。同会合後の黒田総裁の記者会見での発言内容に市場の関心は移っている。
 ユーロは、1ユーロ=1.3694~95ドルと同 0.0046ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)