東京株式(大引け)=174円安、利益確定売りに急反落

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 31日の東京株式市場は前日の欧米株安を受けて利益確定売りが優勢となった。月末ということもあり、先物の手仕舞い売りが下げを助長した。
 大引けの日経平均株価は前日比174円安の1万4327円と急反落、前日の上昇分を帳消しにしている。東証1部の売買高概算は28億1589万株、売買代金は2兆384億円。値上がり銘柄数は508、値下がり銘柄数は1143、変わらずは104銘柄。後場になって地合いが悪化したが、売買代金は連日で2兆円台に乗せ、下値では買い向かう動きも観測された。
 前日の欧米株が総じて軟調でリスク回避の動きが形成され、きょうの東京市場でも主力株中心に利食い圧力が強まった。前日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では量的緩和縮小が見送られたが、事前想定通りで出尽くし感につながった。また、きょうの日銀の金融政策決定会合では現状維持で市場コンセンサス通りではあったものの、緩和期待も底流していたことから発表後は失望売りを誘発、地合い悪化の引き金となった。後場に入り為替が1ドル=98円台前半で円高含みに推移したことも嫌気され、先物主導で株価の下落基調が増幅される格好となった。
 個別では、ホンダ、富士重が軟調、ソフトバンクも安い。東京鉄、牧野フなども大幅安。三井住友、東芝が値を下げ、冶金工、CVSベイ、チタン工などの中低位材料株も売られた。半面、日立が商いを伴い堅調、日電産が大きく買われ、アンリツ、日新電なども値を飛ばした。TAC、アイロムHDも急伸している。ガイシ、キーエンスも物色された。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)