FOMCを消化、経済指標睨みへ=外為どっとコム総研 神田卓也

ドル高は一服
東京市場のドル/円は日経平均の下落を眺めて98.20円台に小緩むなど、上値の重い推移となった。昨日の米FOMCを受けて強まったドル高の流れは続かなかった格好だ。
当面は米経済指標睨みへ
米FOMC声明は市場が想定していたほどハト派的ではなかったとはいえ、年内の緩和縮小開始観測を誘うほどのタカ派的内容ではなかった事を鑑みると、一段のドル高材料としては力不足だろう。当面は米経済指標の結果に、緩和縮小に関する思惑を絡めて一喜一憂する事になりそうだ。まずは、本日の米新規失業保険申請件数(21:30)や米10月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)の結果が注目される。
月末フィキシングに注意
また、本日は月末最終取引となるため、ロンドン16時(日本時間25時)前後に実需の取引が集中しやすい。通常は、基軸通貨であるドルが買われる事が多いが、前日や前々日の段階で既に買われていた事もあって本日のところは需給が読みづらい。
フィキシング前後に不意に相場が乱高下する可能性もあるため、巻き込まれないように注意しておきたい。