外為サマリー:1ドル98円20銭台の円高、利下げ観測浮上でユーロ安進む

 1日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=98円23~24銭近辺と前日午後5時時点に比べ10銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=133円23~27銭と同1円49銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円相場は、98円20銭台の円高水準で推移。10月31日に発表された10月シカゴ購買部協会景気指数は65.9と市場予想(55.0)を上回り、ニューヨーク市場では一時98円40銭台まで円は売られた。その後、円買い戻しが強まり東京市場では98円20銭台の円高水準となっている。
 ユーロは軟調。対ドルでは1ユーロ=1.3564~65ドルと同 0.0136ドルのユーロ安・ドル高で推移している。31日に発表されたユーロ圏失業率が12.2%となり、過去最悪だったほか、10月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)は前年比0.7%増と市場予想(1.1%増)に比べ低い伸びだった。経済指標の低迷を受け、欧州中央銀行(ECB)による利下げ観測が浮上したことが、ユーロ安の要因となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)