<話題の焦点>=電線地中化関連、東京五輪に向け脚光浴びる

 「電線地中化」が株式市場の話題を集めている。電線を地下に埋め込むことで無電柱化することは、景観の改善や防災の強化から有効な手段とされ、かねてから関心を集めてきた。

 ロンドンやパリの無電柱化は100%、ニューヨークが72%に対して、東京は23区の幹線道路で42%程度に過ぎず欧米主要都市に比べて大きく立ち遅れているのが実情だ。

 このなか「国土交通省は2020年開催の東京五輪までに東京都区内の空港や駅周辺などの地域の電柱をなくす検討に入った」との9月29日の日本経済新聞の報道を受け、電線地中化への期待が一気に高まっている。

 電線地中化関連銘柄では、東京電力子会社で電力工事大手の関電工<1942.T>なども注目される。

 電線地中化には、「電線共同溝(C.C.BOX)」などを道路に埋設し、電線類を収容する方式やケーブルボックスを埋設する方法などがある。この電線共同溝などに関係するのは日本コンクリート<5269.T>なども注目されている。

◆主な電線地中化関連銘柄

関電工<1942.T>      東電系で電気工事大手
古河電工<5801.T>     電線大手
昭電線HD<5805.T>    電線大手
フジクラ<5803.T>     電線大手
日本コンクリ<5269.T>   電線共同溝「C.C.BOX」
那須鉄<5922.T>      地中線の支持材料など
旭コンクリ<5268.T>    次世代型電線共同溝
ゼニス羽田<5289.T>    電線共同溝「C.C.BOX」
イトーヨーギョー<5287.T> 無電柱化製品「D.D.BOX」
ジオスター<5282.T>    小規模トンネル向け部材

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)