アステラス薬が後場プラスに転じる、自社株買い発表を好感

 アステラス製薬<4503.T>が後場プラスに転じてきた。午後1時ごろに530万株(発行済み株式数の1.17%)、300億円を上限とする自社株買いを発表したことが好感されている。
 同時に発表された第2四半期累計(4~9月)は、売上高5567億200万円(前年同期比16.7%増)、営業利益845億4300万円(同4.4%減)、純利益481億9500万円(同16.0%減)となった。新製品の前立腺がん治療剤XTANDIや、過活動膀胱治療剤ベタニス、ミラベトリック、ベットミガなどが売り上げ増加に寄与。また、過活動膀胱治療剤ベシケアなどが引き続き伸長した。
 なお、14年3月期通期業績予想は売上高1兆1550億円(前期比14.9%増)、営業利益1700億円(同10.5%増)、純利益1000億円(同20.7%増)を見込む。米州の売上高が想定を下回る見通しから売上高は従来予想の1兆1700億円から減額されたが、製品構成の変化などで原価率が低下し営業利益は従来予想を据え置いている。また、特別損失として研究体制の再編等に伴う事業再編費用や特許権などの減損損失を計上したことから、純利益も従来予想1100億円から減額された。

アステラス薬の株価は13時38分現在5550円(△90円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)