ユーロ円急落にドル円も連れ安・・・・

ECBの利下げ観測再燃・・・・
 昨日、発表されたユーロ圏の10月HICP(調和消費者物価指数)が予想を大幅に下回り、前年比+0.7%となってしまい、失業率も過去最悪レベルを更新しました。この為、俄かに、ユーロ圏のデフレ懸念が強まり始め、一部で、来週のECB理事会で「利下げ」が行われるとの観測も強まりました。

 この為、ユーロが対主要通貨で全面安となり、ユーロ円が2円に迫る急落を見せてしまい、ドル円も連れて上値の重い展開となりました。本日の東京市場でもこの流れは更に強まり、ユーロ円が続落となり、ドル円も98円の大台割れとなっています。

 本日は、ユーロ圏の経済指標発表は予定されていませんが、米国で10月ISM製造業景況指数の発表が予定されています。昨日のシカゴPMIが予想を大幅に上回っていた為、本日のISM指数も強い数字となる事が期待されており、もし、その通りとなれば、ドルが買われ、ユーロドルは更に下値を模索する展開を強めそうです。

 そうなると、ドルは円に対しても、そこそこ堅調な動きとなる可能性もありますが、ユーロ円の下げがきつくなれば、どうしても、ドル円も売り圧力にさいなまれる事となりますから、97円台半ばまでは下げ幅を拡大する可能性も高そうです。