東京株式(大引け)=126円安、ユーロ安円高嫌気し続急落

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 1日の東京株式市場は朝方こそシカゴ先物高に追随するかたちで買いが先行したが、上値が重く、前場後半に先物主導で値を崩し下値模索の展開となった。
 大引けの日経平均株価は前日比126円安の1万4201円と続落。東証1部の売買高概算は27億2707万株、売買代金は2兆2447億円。値上がり銘柄数は230、値下がり銘柄数は1467、変わらずは58銘柄だった。売買代金は3日連続で2兆円台に乗せており、これは9月下旬以来。
 きょうの東京市場は、前日の米国株は続落したものの為替が円安水準でもみ合っていたことなどが安心感につながり、買い戻しが先行。ただ、寄り後は上値が重かった。前場に発表された中国の10月PMIはコンセンサスを上回ったものの特に買い材料視されず、ECBの追加緩和策の思惑が浮上するなかでユーロ売りの流れが形成されると、にわかにリスク回避ムードが広がった。先物主導で裁定解消売りを誘い、3連休前で手仕舞い売りもかさんだ。ただ、後場は押し目買いも入り、日経平均は一時200円超の下落からは80円ほど戻して引けている。
 個別では、ソフトバンクとソニー2銘柄の売買代金が突出している。ただ株価はソフトバンクが買われ、ソニーは11%超の大幅安と明暗を分けた。このほか、ファナックが安く、マキタ、リコーなども大きく下げている。KIMOTOも大幅安、タツタ線はストップ安となった。半面、パナソニックが高く、シャープも堅調。牧野フライス、Vコマース、東特線などが値を飛ばしている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)