来週の為替相場見通し=米10月雇用統計に関心集まる

 来週の東京外国為替市場の円相場は、米10月雇用統計の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=97円30~99円30銭、1ユーロ=131円30~134円30銭。米10月雇用統計は週末8日に発表が予定されている。通常より一週間遅れの発表となるが、政府機関の一部閉鎖の影響がどの程度、雇用統計に表れてくるかがポイント。前哨戦となった10月30日発表の10月ADP雇用統計は雇用者数が13.0万人増と市場予想(15万人増)を下回ったことから、「10月の雇用統計の結果も伸び悩むのでは」(市場関係者)との見方もある。10月雇用統計の結果が冴えなかった場合、量的緩和開始時期の後ズレ観測が米金利低下につながり円高・ドル安となる可能性もある。来週は7日に米7~9月期GDPの発表がある。また同日の欧州中央銀行(ECB)理事会では、利下げ観測も市場には浮上しており、その結果も市場の関心を集めそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)