序盤上昇スタートも、引けにかけてはリスク回避の小幅続落と想定

1日のNY株式市場は、手掛かり材料に乏しい中、テーパリングが懸念材料となりマイナス圏で終了を想定している
時間外取引のCME米国株式指数先物は反発、戻りを試し、過去最高値を再びトライする流れを期待したい局面だが、そう簡単にはいかないだろう。
やはり昨晩のシカゴPMIが過去最高水準に近い数値を出しておきながら、株価が反応したのは引けにかけてのテーパリング縮小懸念であり、企業業績・景況感ではない。
欧米での債券運用に手詰まり感を見せる中、利益確定売りや手仕舞いを迫る可能性も考えられ、欧米時間での指数先物反発に期待しないことだ。
原油価格も軟調地合いで、景気に敏感な反応を見せる原油価格に影響が出ている以上は、5日にかけてのギャップアップにきたいしないことが大切だ。
今晩予定の米国経済指標は、ISM製造業景況感指数が発表予定
今晩の経済データについては、ISM製造業景況感指数が23時に発表予定、月次経済データの中で非常に重要なイベントのひとつだ。
昨晩はシカゴPMIが市場予想を大きく上回ったにもかかわらず、株価の上昇は長続きせず、利益確定売り圧力が強まっていた。
先読みする上では、シカゴPMIの好数値に株価は上昇すると言う見方が強まりそうだが、結果的に買い材料視されなかったに等しい。
昨日の動向見る限り、市場予想上回っても上値は重くなることも念頭に入れて、今晩の動向を見ることになるだろう。
今晩はCVX、バークシャーハサウェーが決算を発表予定、日本株のADRでは下方修正の日産自に注目
16時半にスタートした日経平均先物は日中比で上昇、昨晩同様に巻き戻しの動きが優勢だ。
米国主要企業の決算は、ダウ採用銘柄のシェブロンが決算を発表予定、エクソンM同様にダウ採用銘柄の中でも指数寄与度が高い。
また、ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャーハサウェーが決算発表を予定しており、影響は軽微でないだろう。
加えて、北米自動車販売動向の発表も予定されており、GMやフォードなどの販売台数が伸び悩めば、上値が重くなると考えている。
買い戻し、週末にかけての手仕舞い優勢が上昇につながるとしても、結果的にテーパリングオンが株価を押し下げ、小幅続落になると想定している。
ただし、月曜日とあわせて考えるなら、31日NY市場終値とほぼ変わらないところで落ち着くのではというのが私のストラテジーだ。