後場一段安で、安値14125円まで下落

ソフトバンクなど気を吐くが、焼け石に水
これまで上げ、下げを毎日繰り返す展開が続きました。本日は、上げる番の日でしたが、けっきょく続落となりました。
後場寄付きから再び下げ幅を拡大。
ドル円は98円割れまで押され、ユーロもわずかながら133円割れをきたすなどしていますから、こうした為替の動きと連動していると見られます。
3連休前の整理も一段と進んだのでしょう。日経平均は12時50分ごろに14126円まで下落しました。そこが安値となって、下げ幅縮小。
ソフトバンクをはじめ、値ガサを中心に逆行高して、指数を支えていましたが、ソフトバンクでも、寄与度では日経平均の29円分の上昇に貢献したのみ。
あとは、日本ハム、TOTOなど、5円に満たない貢献度ですから、ほとんど焼け石に水と言う状況でした。
増田足
増田足では、日経平均現物の6色分布(10月31日⇒11月1日)は上昇銘柄群が、55.8⇒51.8%。下落銘柄群が44.2⇒48.2%。
6色帯は、「緑(上昇)」から再び「赤」に暗転しました。
日経平均現物・先物は、「先読み」「未来の窓」は、いずれも同じ形です。25日足から下方乖離となる想定です。ただ、切り返して25日足を奪回する想定がその先にかいまみえます。

ドル円は、「先読み」、「未来の窓」は98円台を割り込んだことで、75日足からの下方乖離を広げる想定です。25日足も再び割り込んでいくトレンドですが、その後はピンクに転換する可能性を残しています。

(目先、気がつくいくつかの懸念)
基本的に、市場でよくいわれている「日経平均は三角持合が煮詰まっていっている」という見方ですが、あまり三角持合というものが長くなった場合、良い結果に終わったという記憶がありません。
勘でしかありませんが、どっちに振れてもおかしくないだけに、よくよく指数の動きには注意が必要だと思っています。買い残の絶対期日到来が次第に近づいてきますから、この間どうしても投げを誘発する局面が無いとは言えません。
問題となっているものがあるとしたら、ユーロ安がまず一つ。ユーロが取りあえず天井を打ったのかどうか、ということ。欧州株調整のシグナルかもしれないので、要注意です。
もう一つは(こちらのほうがより重要ですが)WTI原油価格が、日足ベースの主要な移動平均線をすべて割り込み、週足ベースで26週線まで大きく割ってしまっていることです。
場合によっては、米国株式そのものが今後下落調整に入る可能性があるということを示唆しているかもしれません。
商品市況の急落は十分に注意すべきですが、非鉄はもともと水準が低いため目安になりませんが、原油が100ドル超を維持していたトレンドだけに、この急落は、米国景気の軟化を反映しているリスクがあるわけです。
杞憂で終わるかもしれませんが、一応来週、イベントがかさむタイミングだけに、この原油急落と米国株式相場の異変の有無については、注意しておきましょう。
来週は、ヤマ場
来週はいろいろな意味でヤマ場になりそうです。
週明け火曜日(5日)から、6日のトヨタ自動車の決算まで、決算発表の後半のピークです。
8日はSQ+雇用統計ということで、昨日述べましたように、かなりファンダメンタルズ、需給ともに、チャートに影響を及ぼしそうなイベントが予定されています。
本日から、欧米のミューチュアルファンドが、損益通算期日明けでフリーハンドになっているわけですから、ここで買い上げていく業種・銘柄は非常に有望だということになります。
機関投資家が断続的に買い続ける可能性があるという推測ができるわけです。
従い、本日から来週というのは、銘柄を見定めていく重要な局面ということになりそうです。

先述のようなユーロ安、WTI原油安が、大きな波乱を呼ばないようでしたら、業績をはやす格好で、持ち高を増大させる動きになってくるかもしれません。
3連休後は、今週末の弱さとは裏腹にかなり値を飛ばすことも可能でしょう。
次第に、欧米株式を来年に向けて買っていくのが得か、それとも日本株を買っていくのが得か、選択に迫られる局面に、外人もなってくるはずです。その意味では、天与の買い場を与えてくれると考えていたほうが良いでしょう。