米ISM非製造業景況指数結果がカギ=外為どっとコム総研 ジェルベズ久美子

米ISM非製造業景況指数結果がカギ
東京市場のドル/円相場は、仲値公示後に本邦輸出勢によるドル売りが出た他、日経平均株価が下げに転じたことを受けて98.20円台まで下落。その後は一旦98.50円前後まで切り返すも、欧州勢参入後に98.10円台まで下値を切り下げるなど、戻り売りの様相となっている。

本日は米国で、10月ISM非製造業景況指数(23時)が発表される。アジア市場からの軟調な流れが続いた上に同指標結果が市場予想(54.0)よりも弱い結果になった場合、ドル/円は20日移動平均線(執筆時点:98.094円)付近で下げ止まれるかがポイントとなる。ここで止まらない場合は、1日安値の97.806円辺りまで下げ余地が拡大しよう。

他方、ISM非製造業景況指数が先週末に発表されたISM製造業景況指数と同様、市場予想(54.0)を上回れば、ドル/円は上昇すると見られる。その場合は先週末超えられなかった99.00円の突破ができるかが焦点となる。米雇用統計を今週末に控えて、99円前後の頭の重さを払拭できるかどうかは微妙なところだが、ドル買いに勢いがついて99円台に乗せれば、テクニカル主導でもう一段高となることも有り得る。この点は留意しておきたい。