あす(6日)の株式相場見通し=地合い引き継ぎ強含み、売買代金増勢は好材料

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 あす(6日)の東京株式市場はきょうの地合いを引き継いで強含みの展開が想定される。今週は7日にECB理事会の結果発表、8日には10月の米雇用統計発表とビッグイベントを控え、どうしても模様眺めムードが強まりがちだ。また、景気減速懸念がひと頃より後退している中国では9日から三中全会が開幕し、これも要注目となる。
 きょうから空売り規制が緩和され、直近の株価よりも安い水準での売りが可能となることから、高値警戒感のある銘柄については下値リスクが意識されやすくなっている。ただ、全体相場に与えるネガティブな作用は特に観測されず、今後、規制緩和による株価ボラティリティの高まりが市場参加者の呼び水となる可能性がある。売買代金はきょうで4日連続2兆円台に乗せており、投資家心理がやや暖まってきたことを暗示している。
 佳境入りとなっている企業の中間決算は総じて好調なものが多いが、市場期待が強過ぎたこともあって、好決算でも売られる銘柄が散見される。しかし、いったん利益確定売りで押し目を形成しても、実態評価で出直るパターンが観測され、これは地合いがそれほど悪くないことの証左である。したがって目先上値は重いものの下値に対しても頑強な展開が想定されよう。
 日程面では10月初旬の日銀金融政策決定会合の議事要旨が公表される。また、企業の決算発表ではトヨタ自動車<7203.T>の4~9月期決算発表に注目。海外では9月のオーストラリア貿易収支やユーロ圏の小売売上高、米景気先行指標総合指数などがマークされる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)