前日終値付近でもみ合いしつつも、引けにかけては続伸すると想定

5日のNY株式市場は、前日終値をはさんだ小動きで終始しながらも、引けにかけてプラス圏に浮上すると見ている
時間外取引のCME米国株式指数先物は小動き、本日の欧米株式市場は経済指標の結果よりも、予定されている欧米要人発言の中身に左右されそうだ。
当然、マーケットが期待しているのは過剰流動性の追加・継続ということになるが、日本株にとっては為替の円高イコール日経平均先物の足かせ要因となりやすい。
また、欧州委員会による秋季経済予測の結果次第では株価に少なからず影響を与えるので、要人発言とあわせて注目すべき材料として意識されるだろう。
ただし、為替のドル売り、原油価格も下落歩調、米国10年債利回りは上昇しているので、株価の上値は限られやすいと考えている。
今晩予定の米国経済指標は、ISM非製造業景況感指数が発表予定
今晩の経済データについては、ISM非製造業景況感指数が24時に発表予定、先週末の製造業指数ほど材料視はされず、市場予想を上回ってもポジティブに直結し辛いと見ている。
株式市場にとっては、下回って緩和継続意識のほうがマーケットにとってやさしい結果となり、ユーロ圏指標が悪化しても、ドイツの株価指数は高値更新を続けているのが偽らざる現実だ。
したがって、経済指標が大幅悪化したとしても、ネガティブ要因とは考えず、マーケット内の需給要因が株価を左右すると考えておくことがポイント。
その他では、欧州委員会が秋季経済予測を発表予定、この結果次第でのユーロ通貨の進行度合いが日経平均先物のポイントになるかもしれない。
今晩はテスラモーターズ、TモバイルUSが決算を発表予定、日本株のADRでは月次動向発表したファストリに注目
16時半にスタートした日経平均先物は日中比で反落、97円台を意識しているドル円の動向に一喜一憂という流れとなっている。
企業決算ではナスダック市場に影響力大きいテスラモーターズ、CVSケアマークなどが発表予定、特にテスラ決算の結果が注目度が非常に高い。
ネットフリックス同様に割安ではなく、需給面で上昇していた側面が否めず、結果次第では時間外動向に波乱があるかもしれない。

先週末はナスダックの現物株がシステムトラブルで伸び悩んでいる。
その反動が限定的で、ナスダック市場における過熱感が指摘される可能性は注意点としてあげておきたい。
それでもNY株式市場は3市場ともに良好な需給を背景にプラス圏での終了を想定、ただし上値の重さは感じる流れになると見ている。
日本株にとってはファストリが発表したユニクロの月次売上鈍化が影響するかも知れず、翌朝は想定外のギャップとなることもあるだろう。