東京株式(大引け)=111円高、朝安後大きく切り返す

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 6日の東京株式市場は朝安から大きく切り返した。先物買いを足場に後場寄り早々、日経平均は1万4400円台を回復する場面があったが、その後は売り物も出て高値ボックス圏でもみ合い。引けはやや伸び悩んだ。
 大引けの日経平均株価は前日比111円高の1万4337円と続伸。東証1部の売買高概算は25億8214万株、売買代金は1兆9044億円。値上がり銘柄数は1256、値下がり銘柄数は402、変わらずは99銘柄だった。全体の7割の銘柄が上昇したが、売買代金は5日ぶりに2兆円大台を割り込んでいる。
 きょうの東京市場は前日の欧米株市場が軟調だったこともあり、シカゴ先物安に追随して安く始まった。ただ、取引時間中に為替が円安方向に大きく振れ、これに歩調を合わせるように先物への大口買いが裁定買いを誘発して上昇に転じた。きょう中間決算発表が予定されていたトヨタの業績増額観測が伝えられたことも全般地合いに追い風となったようだ。個別には決算発表に絡め増額修正などを評価する動きが継続、好業績銘柄が人気の中心軸を占めた。中低位材料株への物色意欲も引き続き旺盛。
 個別では、トヨタ、コマツが堅調、任天堂も買われた。浅沼組が商いを伴う急伸で東証1部値上がりトップ、ネクストも値を飛ばしている。日機装が大幅高、レオン自機、東京機、ネツレンなどの材料株も大きく上値を伸ばしている。半面、ソフトバンク、ファーストリテが軟調、ブラザー、日ケミコンなどが大きく売られた。イビデン、SMS、昭和シェル、日製綱も安い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)