JVCKW、14年3月期を30億円の経常赤字に下方修正、配当も無配に

 JVCケンウッド<6632.T>がこの日の取引終了後、14年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高3300億円、経常利益60億円から、売上高3100億円(前期比1.1%増)、経常損益30億円の赤字(前期31億600万円の黒字)に下方修正した。従来5円を予定していた期末一括配当については無配(前期は年5円)とする。上期に、欧州経済の低迷や商品絞り込みの影響などで光学&オーディオセグメントが減収となったことや、ソフト&エンターテインメントで主力作品の下期への発売延期があったことに加えて、円安の進行で円換算原価が大幅に上昇するなどして採算が悪化したことが要因としている。
 なお、同時に発表された第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1484億1300万円(前年同期比0.6%減)、経常損益41億9400万円の赤字(前年同期29億6600万円の黒字)となった。業績の悪化を受けて同社では役員報酬の減額や、幹部職の給与・賞与の減額、さらに早期希望退職者の募集を行うと発表。業績への影響は未定だが、数百人規模の希望退職者の募集を行うとしており、退職加算金や再就職支援費用などが特別損失に計上される可能性がある。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)