<動意株・7日>(大引け)=カカクコム、ファンコミ、東京計器など

 カカクコム<2371.T>=反発。6日は前場引け後に第2四半期累計(4~9月)決算と、14年3月期業績予想の上方修正を発表したものの、市場予想を下回ったとして売られたが、7日は野村証券が投資判断「ニュートラル」を継続し、目標株価を1450円から1850円に引き上げられたこともあって見直しの買い戻しが入っているようだ。また、MSCIリバランスでは新規採用候補銘柄との見方が強く、決算発表通過で需給期待も高まっているようだ。

 ファンコミュニケーションズ<2461.T>=堅調。昨年のネット通販市場は約9兆5000億円と試算され、これは前年比で12%強の高い伸び。そうしたなか、最近はヤフー<4689.T>が出店無料化の大英断に踏み切り、ネット通販市場にさらなる追い風を予想。「あわせてネット広告市場の活性化も意識されており、アフィリエイト広告大手の同社にとって収益環境は大きく良化している」(市場関係者)。同社はスマートフォン向け広告の伸びが収益に寄与している状況で、13年12月期の営業利益は前期比5割増となる34億円強と大躍進する見通しだ。

 東京計器<7721.T>=続伸。航海・航空計器の大手で防衛省抜けに高実績を誇ることで知られるが、商品技術力は高く船舶搭載用の方位計であるジャイロコンパスの開発製造では業界をリードする存在。この技術がトンネル掘削機を正しい位置に誘導する方位検出装置として新たな需要を取り込むとの思惑が広がっている。業績も堅調だ。合理化による利益率改善と販管費削減などのコスト改善努力が寄与して、13年4~9月期の連結営業損益は従来予想の1億7000万円の赤字から2億9000万円の黒字に上方修正している。

 日本航空電子<6807.T>=ストップ高。6日に14年3月期の連結業績見通しを発表。従来予想の売上高1500億円、経常利益100億円から、売上高1550億円(前期比19.6%増)、経常利益115億円(同48.6%増)に上方修正したことが好感されている。主力のコネクター事業が自動車分野の需要堅調を受けて好調に推移したことに加えて、下期の事業環境も堅調に推移するとの見方から業績予想を引き上げたとしている。

 日産東京販売ホールディングス<8291.T>=ストップ高。6日の取引終了後に14年3月期の連結業績見通しを発表。売上高は従来予想の1530億円(前期比3.1%増)はそのままに、営業利益を従来予想40億円から56億円(同30.7%増)へ、純利益を31億円から45億円(同39.0%増)へそれぞれ上方修正したことが好感されている。コア事業の自動車関連事業で日産販社3社の新車販売・中古車販売が好調に推移していることが要因としている。

 日成ビルド工業<1916.T>=3日続伸。5日発表した14年3月期通期の連結業績上方修正を起爆剤に上値追い加速となったが、持ち前の材料性を背景に投機筋の買い攻勢が続いている。仮設住宅特需は剥落したが、首都圏や被災地を中心にプレハブ住宅の需要を確保、また、アジアでの立体駐車場の展開に厚みが加わっている。営業利益は従来予想の21億円から25億円(前期比35.4%増)へ増額されたが、時価PERは11倍台と割安で収益性の高さも示唆している。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)