第3四半期GDPへの反応は?=外為どっとコム総研 神田卓也

20銭未満の膠着相場
東京市場のドル/円は、株価の弱含みを眺めて上値は重いものの、98.50-70円台でのもみ合いに終始。値動きは20銭にも満たない膠着した展開となっている。

米第3四半期GDPと新規失業保険申請件数が発表
本日は、NY市場で第3四半期GDP・速報値と新規失業保険申請件数(いずれも22:30)が発表される。
予想よりも強い内容ならドル買い材料に、弱ければドル売り材料となる見込みだが、市場の関心は量的緩和の縮小開始時期と、それを探る上での手掛かりとなる10月分以降の経済指標の結果に移っており、政府機関閉鎖前のGDPのデータにはそれほど大きな反応を示さない公算だ。
新規失業保険申請件数についても、明日に10月雇用統計を控えている上に、同時刻には注目のドラギECB総裁会見が行われるため反応は限られそうだ。
レンジブレイクは困難か
ドル/円は、海外市場でも20日移動平均線(執筆時点:98.197円)を下値支持に、5月高値と9月高値を結んだライン(99.000円付近)を上値抵抗としてレンジ内取引が続く公算が大きい。