【予想困難】ユーロ主導で思わぬ展開も? OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】98.20-99.50 【予想時刻】2013年11月7日 18:00
昨日のドル円は材料薄くイベント待ちということで値動きは限定的なものとなりました。米株式は堅調な推移を見せたもののドル円と相関性の高い米国2年債の利回りは低下しました。アジア時間もイベント待ちの雰囲気が強く動きは小さいものとなりました。ECB理事会、ドラギ総裁の会見ですが、市場の予想は政策変更なし、ドラギ会見はハト派な内容が中心となっています。考えられるシナリオとしては、可能性は低いと思われますが、サプライズの利下げで当然のことながらユーロ売りが加速、変更なしでもユーロ買いが地味に強まっていることから材料出尽くしでユーロ売り、ドラギ総裁が利下げ示唆でユーロ売り、ドラギ総裁の会見が市場が思っているほどハト派ではなくユーロ買い、ユーロ高懸念発言でユーロ売りといったところでしょうか?ユーロ売りが強まる場面では円に買いが集まってくる可能性も高いと思われます。いずれにせドル円はユーロドル、ユーロ円に挟まれ不安定な推移となる可能性があるため注意が必要です。

今夜の注目材料
本日はECB理事会、その後のドラギ総裁の会見に注目が集まっていますが、ドラギ総裁の会見の直前に地味に米GDP、新規失業保険申請件数の発表が予定されています。GDPは財政協議難航前のものであることから相場への影響は限定的になるかもしれませんが、腐ってもGDPですので結果次第で動く可能性は十分あると思われます。そのため、22時30分前後には不安定な動きとなり大嵐となる可能性も高く、不用意に近づかない方が良いかもしれません。明日に雇用統計を控えていることも不気味で相場を読みにくくしていると思われます。相場では、結果を予想するよりも結果が出てから動いた方が動きやすいということも多いと思われますのでじっくり結果を待ってから攻めるというのも大怪我を避けるという意味でよいかもしれません。

今夜の予定
21:45 欧州中央銀行(ECB)理事会、政策金利発表 
22:30 ドラギECB総裁記者会見
22:30 米新規失業保険申請件数 
22:30 米7−9月期GDP・速報値
22:30 米7−9月期個人消費・速報値
22:30 米7−9月期GDPデフレーター・速報値
翌3:30 ダドリーNY連銀総裁(投票権あり)講演
翌3:50 スタインFRB理事(投票権あり)講演
翌4:00 ドラギECB総裁講演
翌5:00 米9月消費者信用残高