無難に欧米の重要イベントは通過すると期待し、続伸を想定

7日のNY株式市場は、今晩に予定されているイベントを無難に通過すると想定、米国3市場ともに上昇する
時間外取引のCME米国株式指数先物は小幅な値動きにとどまっている。このあと21時以降に発表される欧米イベントの結果公表を前に膠着感を強めているようだ。
すでにECB理事会は据え置きへと言うニュースが流れていて、それを想定したユーロ買いに流れは傾いている。
しかしながら、このあとに控えている経済指標、欧米各要人による講演や記者会見が重要視されるとなれば、マーケット関係者は身動き取れないだろう。
ヘッジ的な仕掛けやポジションは既に組成されていると思われるが、想定外のことが起きれば、ボラが高まるチャンスと捉え、活発な夜間取引が想定されよう。
今晩予定の米国経済指標は、GDP・速報値や新規失業保険申請件数の結果が発表予定
今晩の経済データについては、ドイツで鉱工業生産の結果、米国ではGDP速報値や新規失業保険申請件数の結果が予定されている。
ECB理事会の結果発表前でドイツ鉱工業生産指数は無難に消化されるかもしれないが、ECB理事会の結果に波乱が出てくるとドイツDAXの変動要素が高まりやすい。
米国同様に最高値を更新中であり、ちょっとしたネガティブの材料に反応しやすいことも想定に入れておいたほうが良いかもしれないが、それはECB総裁次第、今晩は2度にわたりコメントが聞こえてくる。
米国では景気動向示す重要な指標が予定され、特にGDPや個人消費は政府機関閉鎖前と考えれば、強気な数値でもおかしくない。
したがって、想定外に悪化した数値となれば、株価が下押しするリスクも浮上しやすいので、その点だけは今晩のトレードにおける注意点だ。
今晩はダウ採用銘柄ディズニーが決算を発表予定、昨晩弱含みに推移した米輸送株やナスダックの主力銘柄に注目
16時半にスタートした日経平均先物は日中比で小幅に上昇、為替がやや円安に振れていることもあって下押しする動きは限定的だ。
米企業決算は今晩のディズニーで大半の銘柄が決算を通過したこととなり、これからは個別と言うミクロよりも経済と言うマクロが重要視されるだろう。
無難に通過できるかどうか、懸念材料には事欠かないが、結果として米国株式市場は仮にECBや米経済指標で躓いても、急落することはないと見ている。
仮に反落する場面があったとしても、ここで意識されやすいのは米国の金融緩和策(QE3)が生き残るということ、それが支えとなり、ユーロが売られてもドル買いに好転すると想定。
ここは欧米のマーケットイベントは想定するほど懸念要素は杞憂に終わり、米国株式3市場ともに続伸、ダウとS&P500は高値更新すると考えている。