東京株式(寄り付き)=米株安を受けて大きく売り先行

 8日の東京株式市場は大きく売り先行、寄り付きの日経平均株価は前日比202円安の1万4026円と続急落。前日の米国株市場でNYダウが大幅反落したことを受けて、リスク回避ムードが広がり主力株中心に広範囲に売られている。ECB(欧州中央銀行)が7日の理事会で利下げを決めたことで欧州株は総じて高くなったが、外国為替市場ではユーロが売られる流れとなり、円相場は1ドル=98円近辺、1ユーロ=131円半ばの推移で円高基調にあることも買い手控え感を助長している。日本時間今晩に10月の米雇用統計の発表を控え、これを見極めたいとの思惑もある。また、株価指数オプションとミニ日経平均先物のSQ算出日にあたるが、全般への影響は限定的とみられる。全般は売り優勢だが、個別は企業業績を横にらみに好業績銘柄とそうでない銘柄との選別物色の流れが続きそうだ。業種別では33業種ほぼ全面安の展開で、値下がりで目立つのはその他金融、非鉄、海運、不動産、保険など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)