値動きの余地は上下ともに拡大=外為どっとコム総研 ジェルベズ久美子

値動きの余地は上下ともに拡大
本日最も注目されるのは、米10月雇用統計になるだろう。
米量的緩和の縮小時期に関する市場の見方が後ずれした結果、今回の雇用統計については比較的注目度が下がっていたが、ドル/円が昨日の乱高下で上下ともに可動する余地を拡大したことで大きく動く目も有りそうだ。
先行指標などは良好とは言えない結果を示しているが、昨日の米国内総生産(GDP)・速報値のようなポジティブサプライズがあれば、ドル/円は再度99円台半ばまでの上昇も有り得る。

一方、米雇用統計が市場予想よりも弱く、ドル/円が下げた場合、引き続き200日移動平均線(執筆時点:97.733円)前後で下支えられるかどうかがポイントとなる。ここを割り込むと、ストップを絡めながら97円台前半に突入することもあり得そうだ。