外為サマリー:1ドル98円10銭前後の円高、米GDPとECB利下げで波乱展開

 8日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=98円18~19銭近辺と前日午後5時時点に比べ47銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=131円64~68銭と同1円75銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円相場は、98円10銭前後へ円高が進行。7日発表の米7~9月期国内総生産(GDP)は前期比年率2.8%増と市場予想(同2.0%増)を上回ったほか、欧州中央銀行(ECB)理事会では予想外の0.25%利下げが実施され、同日のニューヨーク市場の円相場は乱高下した。米GDPが市場予想を上回ったことから、一時、99円41銭まで円安が進んだが、GDPの成長率は在庫増によるものとの認識が広まると一転して、97円60銭台まで円高が進んだ。その後、98円前半へ値を戻している。
  ユーロはECBの予想外の利下げからユーロ安が進行。対ドルでは1ユーロ=1.3407~08ドルと同 0.0114ドルのユーロ安・ドル高。対円では131円60銭台へ大幅な円高・ユーロ安が進んでいる。
 この日は、米10月雇用統計の発表があり一段の相場変動も予想されるだけに様子見姿勢も強まっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)