<動意株・8日>(前引け)=黒崎播磨、日成ビルド、MUTOH―HD

 黒崎播磨<5352.T>=急反騰。7日引け後に未定としていた14年3月期の連結業績予想と期末配当予想を発表しており、業績は売上高978億6000万円(前期比0.5%増)、営業利益28億1000万円(同19.1%増)、純利益17億5000万円(同27.5%増)と大幅増益を見込み、期末配当も3円として年間配当を5円(前期3円50銭)にするとしたことが好感されている。大型建設用向けの耐火物が伸び悩んでいるものの、低価格原料への切り替えやコスト削減などが寄与する見通し。

 日成ビルド工業<1916.T>=4日続伸。首都圏や被災地を中心にプレハブ住宅の需要が引き続き高水準、アジアでの立体駐車場も好調で14年3月期通期の連結営業利益は従来予想の21億円から25億円(前期比35.4%増)へ増額した。需給相場の素地に富むが、ファンダメンタルズ面でも評価余地は大きく、時価PERは11倍台と建設セクターの中では異彩の高収益体質だ。株価はここ2年来の上値のフシとなっていた220円ラインを上抜いてきていることで、戻り売り圧力が減退している。

 MUTOHホールディングス<7999.T>=急反発。7日の取引終了後、14年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高200億円、経常利益4億5000万円から、売上高215億円(前期比19.6%増)、経常利益12億円(同67.8%増)に上方修正したことが好感されている。上期に円安の影響もあって北米や欧州、アジアの全地域で売り上げが好調に推移したほか、国内でも3Dプリンターの販売が計画を大幅に上回ったことなどが要因としている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)