<私の相場観>=国際テクニカルアナリスト 武蔵 宗久氏

 リーマンショック以降、 日経平均は2009年3月の7054円を底値として上昇に転じ、今年5月まで120%上昇した。NYダウも2009年3月の6547ドルを底値として上昇に転じ、140%以上値上がりしている。両市場の2009年から2012年までの年末相場(11月および12月)と、翌年の株価動向を検証してみた。

 日経平均は2009年11月27日の9081円から翌年2010年4月5日の1万1339円まで約25%上昇した。2010年は11月1日の9154円から翌年2月21日の1万857円まで約19%上昇した。2011年は11月25日の8160円から翌年3月27日の1万255円まで約26%上昇した。2012年は11月13日の8661円から今年5月22日の1万5627円まで約80%急騰した。

 NYダウも2009年以降の年末相場において、毎年11月を底値として翌年の4月から5月にかけて株価は上昇し、平均上昇率は約18%を記録している。

 年末の国内株式市場は証券税制問題や今年5月の高値における信用取引の期日到来および国際情勢などから「レンジ相場」が続くと予測される。過去4年の相場検証から来年前半には、今年の高値を抜けるものと期待する。

 注目銘柄はトヨタ自動車<7203.T>と昭和シェル石油<5002.T>

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)