外為サマリー:1ドル98円10銭前後でもみ合う、米10月雇用統計控え模様眺め

 8日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=98円09~10銭近辺と前日午後5時時点に比べ56銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=131円54~58銭と同1円85銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円相場は、98円10銭前後もみ合い状態が続いた。前日の海外市場では、欧州中央銀行(ECB)による予想外の0.25%利下げや米7~9月期国内総生産(GDP)の前期比年率2.8%成長といった材料が出た。これを受け、円相場は対ドル・ユーロともに円高方向に振れた。ただ、この日は米10月雇用統計の発表があり、模様眺めが続き98円10銭近辺での一進一退となった。米10月雇用統計の市場予想は、非農業部門雇用者数が前月比で12万人増、失業率は7.3%。政府機関一部閉鎖の影響などが関心を集めている。
 市場には、量的緩和(QE)の縮小開始は来年3月ごろとの見方が強いが、この日発表の10月雇用統計を経てQE開始時期の認識に修正が加えられるかどうかが注目されている。
 ユーロは、対ドルでは1ユーロ=1.3409~10ドルと同 0.0112ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)