午後:債券サマリー 先物は変わらず、米雇用統計控え模様眺めも

 8日の債券市場では、先物中心限月12月限は前日と変わらずだった。欧州中央銀行(ECB)の利下げを受け、金利低下観測が強まったが、米10月雇用統計の発表を前に手控え気分も強まった。後場の先物は145円18銭でスタートし、一時145円06銭まで下落した。この日は「残存期間1年以下」と「同10年超」の買いオペが実施された。
 ECBは7日に予想外の0.25%の利下げを決定。これを受け東京市場でも、午前中に債券先物は145円24銭まで上昇した。ただ、買い一巡後は米雇用統計発表を前に手控え気分が強まった。来週は12日の30年債入札や14日の5年債入札の結果が注目されている。また14日には日本の7~9月期国内総生産(GDP)が発表される。
 この日の先物12月限は145円20銭で始まり、高値は145円24銭、安値は145円06銭、終値は前日比変わらずの145円09銭。出来高は2兆5564億円。10年債の利回りは前日比0.005%低下の 0.585%、 20年債は同0.020%低下の1.455%、30年債は同0.020%低下の1.605%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)