来週の為替相場見通し=イエレン発言などに関心も

 来週の東京外国為替市場の円相場は、依然、米国情勢に左右される展開が続きそうだ。予想レンジは1ドル=97円50~100円30銭、1ユーロ=130円50~133円80銭。今週の週前半は98円50銭前後でもみ合う展開が続いたが、週末にかけ欧州中央銀行(ECB)の0.25%利下げと米7~9月期国内総生産(GDP)の発表を受け、円高基調を強める動きとなった。この日、発表される米10月雇用統計の内容次第で、今後の米金融政策の見通しも変わる可能性があるが、来年3月の量的緩和開始の見通しが変わらなければ、米金利の先高期待から徐々に円安が進むとみられている。来週は14日に米上院でイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)次期議長の公聴会があり、その内容が注目されそうだ。15日の米10月鉱工業生産も注目されている。また、国内では14日に7~9月期国内総生産(GDP)の発表があり、その結果も関心を集めそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)