OTCのシステムトラブルは解消、ツイッターも落ち着き、大幅反発を想定

8日のNY株式市場は、米雇用統計を懸念する声もあるが、影響は限定的と見て3市場ともに上昇するとみている
時間外取引のCME米国株式指数先物は欧州時間に入り上昇幅をやや拡大、今晩のNY株式市場は巻き戻しの動きが強まると想定している。
雇用統計をはじめ、ミシガン大学指数も発表予定で政府機関閉鎖の影響受けやすいという懸念が渦巻いているかもしれないが、昨晩の下落は別なところにある。
ここ最近、何かと賑わせている証券市場のシステムトラブルが原因で、昨晩もOTCマーケットで1万銘柄近い銘柄に影響が出ていたとのこと。
ナスダックの主力銘柄をはじめ、輸送株指数採用銘柄の一角などにも大きな影響を与えており、システムが正常に作動すれば大幅なリバウンド(巻き戻し)が期待できそうだ。
今晩予定の米国経済指標は、雇用統計各指標をはじめ、ミシガン大消費者信頼感指数の速報値が発表予定
今晩の経済データについては、月次データで最も重要なウェイトを占めている雇用統計の結果が発表予定、プライベートセクターの動向にも注目が集まるだろう。
これまで強気な市場予想値も、ここにきて30%ほど下方修正しており、マーケットには弱くなっていると言う認識が強まっている。
しかしながら、すでにADP統計で悪化していたことは伝わっていて、また昨晩はポジティブなGDPの結果にもかかわらず失速したのは、上記でも指摘したシステムトラブルの影響である。
見方によっては強含みなGDPにQE3縮小に現実味という流れもあったとなれば、指数の強弱が与えるインパクトはないと見るのが自然な流れだ。
ミシガン指数の結果はこれまでの緩和効果を問われそうだが、昨晩の需給面における急落の反動余地が大きいのではなかろうか?
今晩はディズニーの値動きがダウ指数にポジティブなインパクト与えそう、ナスダックの買戻しも期待できる
16時半にスタートした日経平均先物は動意付くことなく小動き、米経済指標の通過待ちというところか。
今晩は経済指標の発表よりも、バローゾ欧州委員長をはじめバーナンキFRB議長からも発言が予定されている。
ドラギマジックで踊った後だけに、ロングショート両サイドのヤレヤレ感が優勢になると思われ、懸念したり構えたりするほどでもないだろう。
仮に雇用統計の数値が10万人を切ったり、ミシガン指数の結果が70を割り込めば、2時以降に予定されている要人発言に注目が集まるかもしれない。
ここはOTCマーケットが正常化し、ナスダックや証券各市場にこれといったシステムダウンの影響なければ、薄商いでも戻りを試す地合いと楽観視している。