オリンパスが3日続落、14年3月期業績予想の下方修正を嫌気、訴訟損失引当金の計上で

 オリンパス<7733.T>が3日続落。前週末8日の取引終了後、14年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高7000億円、営業利益710億円、純利益300億円から、売上高7200億円(前期比3.2%減)、営業利益725億円(同2.1倍)、純利益130億円(同62.1%増)に純利益の大幅下方修正を発表したことが嫌気されている。上期に内視鏡を主力とする医療事業が好調に推移したことが売上高・営業利益を押し上げるが、訴訟損失引当金170億円を特別損失として計上し純利益を押し下げるとしている。
 同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高3338億3000万円(前年同期比17.7%減)、営業利益285億300万円(同58.0%増)、純損益79億3800万円の赤字(前年同期80億1500万円の黒字)となった。新製品の販売好調で医療事業は伸長したものの、情報通信事業を売却した影響で売上高が減少。利益面では医療事業が増益となったことに加えて、映像事業が損失幅を縮小したことで営業増益を確保したが、訴訟損失引当金の計上で最終損益は赤字に転落した。

オリンパスの株価は9時8分現在2990円(▼80円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)