今週のドル円は、14日のイエレン次期FRB議長候補の議会公聴会に注目?

先週のドル円はECB利下げ、株式、経済指標に振り回される動きに
先週はECBの利下げ、株式動向、雇用統計をはじめとした強い米国の経済指標の結果により、為替相場が大きく振れる動きとなりました。

7日のECB理事会では0.25%の追加利下げが決定されたことにより瞬間的にドルを中心に円も買われる動きとなりましたが、その後、米株式が下落したことを受け円が買われドル円は97.60まで、ユーロ円は131.20まで下落いたしました。

米労働省が8日に発表した10月の米雇用統計では、失業率は7.3%で市場予想と同じでしたが、非農業部門雇用者数は前月比20万4000人増と市場予想の前月比12万人増より強く、9月分も16万3000人、8月分も23万8000人と上方修正されたことで、資産買い入れ規模の縮小が早まるとの思惑からドルが買われる展開となり、株式市場も強気で推移、ドル円は上昇いたしました。

先週末、ロックハート米アトランタ連銀総裁が「雇用市場の改善が持続的なものになれば、量的緩和縮小の時期を前倒しする可能性がある」、「量的緩和の縮小については次回の会合で議論すべき」などと発言したこともあり、市場では米国の資産買い入れ規模の縮小は今年12月、又は、来年1月にも決定されるのではないかとの思惑が浮上してきており、ドル円は買われやすい地合いになっていると思われます。

今週は要人発言に注目??
今週はFedメンバーの講演などの予定が多くあります。
中でも14日には、イエレン次期FRB議長候補の議会公聴会があり、どのような金融政策を考えているのかに注目しています。

米ドル円の日足チャートを見ると価格は、上昇傾向の200日移動平均線に下支えされながら三角保ち合いを上抜けたように見受けられ、一目均衡表も三役好転となっていることから、押し目買い方針を考えております。

サポートは、転換線の位置する98.50、その下が雲が位置する98.20前後。
レジスタンス10月17日の高値99.02、その上が先週の高値99.40前後。