洋インキHDが急反発、14年3月期最終利益の増額修正を好感

 東洋インキSCホールディングス<4634.T>が急反発。株価は一時、前週末比44円高い534円まで買われている。前週末8日引け後に、14年3月期の連結業績見通しを売上高2700億円(前期比8.6%増)、営業利益200億円(同14.0%増)はそのままに、経常利益を従来予想200億円から205億円(前期比11.0%増)へ、純利益100億円から120億円(同37.7%増)にそれぞれ上方修正したことが好感されている。原材料価格の上昇懸念から営業利益は据え置かれたが、円安の進行による為替差益の発生や低税率である海外での業績向上に伴う法人税などの減少が利益を押し上げるという。
 なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1351億円(前年同期比9.5%増)、営業利益103億4700万円(同28.8%増)、純利益70億8900万円(同79.4%増)となり、従来予想の売上高1300億円、営業利益95億円、純利益50億円を上回った。海外向けにオフセットインキやグラビアインキが伸長したほか、液晶ディスプレーカラーフィルター用材料が中国のテレビ需要回復に加えて、スマートフォン、タブレット端末向けに伸長した。

洋インキHDの株価は13時47分現在522円(△32)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)