東京株式(大引け)=183円高、米国株最高値受け急反発

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 11日の東京株式市場は米国株高と為替の円安傾向を受けて朝方から大きく買い優勢、寄り後早々日経平均は1万4300円台を回復。その後も高値圏で売り物をこなし、後場寄りいったん伸び悩んだものの引けにかけて再び買い気が強まり締まった。
 大引けの日経平均株価は前週末比183円高の1万4269円と急反発となった。東証1部の売買高概算は21億9833万株、売買代金は1兆7175億円。値上がり銘柄数は908、値下がり銘柄数は715、変わらずは134銘柄だった。
 前週末の米国株市場でNYダウが急反発し最高値を更新、これを受けて東京市場でもリスクオフの巻き戻しの動きが一気に強まった。10月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が市場予測を大きく上回り、これが株高の背景となったが、一方で量的緩和の出口戦略に対する思惑が再燃しドル買いを誘発、外国為替市場で1ドル=99円台に円安が進行したことが輸出株中心に買い安心感をもたらせた。個別には、企業決算に絡み好業績銘柄が買われ、業績悪もしくは市場期待に届かなかった銘柄には売りが集まる流れが継続している。
 個別では、トヨタ、ホンダが買われ、NTT、ソフトバンクも上値追い。宮地エンジが続急伸。三井住友が商いを膨らませて高いほか、信越化、ファナックも堅調。ラウンドワンが値を飛ばし、ニッパツ、シチズンなども大きく買われた。半面、ネクソンが急落、新電元、アドバネクスが大幅安、昭電線HD、不動テトラも下げた。KLab、古河電、ネオスなども売られた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)