けっきょく日経平均は、25日線突破できず

18日に及ぶ、売買代金2兆円割れの膠着状態
後場、一日100円弱、後場は60円前後の値幅でしか動きませんでした。
最終的にはドル円は99円をはさんだ横這いに終始。
日経平均はこのためか、同じく横這いでしたが、ドル円がむしろ膠着状態であったのに対して、同じ横這いでも、大引けまでにはむしろ切り上げた経緯があります。
あまり動きの無い状況、売買金額で2兆円割れがこれで18日連続ということで、まったく出口が見えない袋小路上体に陥ってしまったようです。
増田足
増田足では、日経平均現物の6色分布(11月8日⇒11月11日)は上昇銘柄群が、48.7⇒38.8%。下落銘柄群が51.3⇒61.2%。
6色帯は、6日連続で「赤(上昇の崩れ)」。
日経平均現物・先物は、「先読み」「未来の窓」は、一日の値幅が小さいだけに足型はほとんど変りありません。
ドル円は、「先読み」、「未来の窓」も同じく、75日足を上回っていく想定が維持されていますが、変りありません。
年末までのシナリオ
日経平均などのような市場全体のシナリオを考えてみますと、年末まで押しがあるとしますと、季節的には12月中旬に一度考えられます。
いわゆるクリスマス休暇前で、ファンドマネージャーたちがポジションを一回縮小する動きが出る局面です。
おそらく12月20日あたりまでにポジション整理が終わると思われるので、売りの始まりは12月第3週初かと推測します。
ちょうど、そのころには日本の個人投資家も、そろそろ証券税制の変更を前に、あるいは確定申告を前提とした持ち株の整理などをするタイミングですから、売りがかさみやすいところでしょう。
この局面を除くと、目先11月の月末まで用心すれば、あまり大きな需給的に注意しなければならない状況というものは、見当たりません。

冬場は、雇用統計が強いということ、年度末で米国企業が海外から本国へドルを送金する需要が多くなることなどから、これがどこまでドル高に押し上げてくれるか、ということは日経平均にとってはフォローの材料になるでしょう。
仮に、このドルが思った以上に強くても、おそらくは100.12円(9月高値)までがいいところでしょう。
それも一時的なもので、けっきょく100円以下に押し戻されると考えておくほうが無難だと考えます。