QE3縮小が意識されるも、株価はしぶとく続伸

12日のNY株式市場は、強弱対立しやすいところに位置しながらも続伸するとみている
時間外取引のCME米国株式指数先物は小幅反落、さきほど伝わったダラス連銀総裁の発言が影響しているものの、急反落には至らないと考えている。
何と言っても、支えになるのは先週末発表された雇用統計の結果であり、政府機関閉鎖の影響を物ともしない結果はマーケットの大きな支えである。
結果として、年末商戦のポジティブな結果を想定するにまでマーケットは先取りしようとしており、リスク回避の動きが買い戻しにつながっていると言えよう。
仮にNYダウが15800ドルを突破しようものなら、節目を踏み上げにかかる動きも強まることで、株価は一段高につながりやすい。割高という思惑はすでに消化されている。
今晩予定のイベントは米国でNFIB指数や週間ベースの小売動向、OECDは9月の景気先行指数を発表予定
今晩は数多くの経済データの発表が予定されているが、その中でもOECDによる景気先行指数がユーロ通貨に影響を与えそう。
OECD指数の中でもユーロ圏各国の指数が注目度高く、結果次第ではユーロ高安いずれかの変動要因となるだろう。
結果として、その影響が日米の株価指数やドル円にも影響を与えることになると思われるが、欧州取引が終了する1時30分過ぎ以降は消化されるはずだ。
米経済指標の動向もISMはしっかり、雇用統計はポジティブな余韻が残されているので、債券取引再開の米国市場に与える影響はほとんどないと言って良い。
先取りするなら、明日のFRB議長会見、次期議長の公聴会を前にと言うことになるが・・・。
16時半にスタートした日経平均先物は小幅に反落、インドネシア利上げにダラス連銀総裁の発言が影響しているようだ。
しかしながら、仮にQE3が縮小の方向を意識して債券市場が軟調に推移しても、何度も言うが好結果の雇用指標が担保として残っている。
たびたびQE3縮小が意識されやすい局面を、ここ数日の取引ではほとんどその影響もないようで、それだけ買う需要がマーケットを支えているということ。
ここはよほどのネガティブサプライズが出ない限り、想像以上の株高の流れに乗っかっていくべき局面、為替で言うドル円の100円乗せの可能性にベットすべきだ。
したがって、今晩の米国市場はダウの15800ドル台、ナスダックの4000pt回復の足がかりが見つかる1日になるだろう。
目くじら立てて、米国のことを懸念する夜ではないということだ。