あす(13日)の株式相場見通し=先物主導の上げの反動、踏み上げ一巡で軟調に

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 あす(13日)の東京株式市場は引き続き先物主導のボラティリティの高い展開が想定されるが、日経平均はいったん反落となる公算が大きそうだ。
 企業の中間決算発表が一巡、予想通りに増額の動きが顕在化したが、市場コンセンサスの敷居の高さに阻まれ、反応はいま一つ。テクニカル的には前週末に日経平均株価は25日移動平均線から下に放れる形となり、これをみてセンチメントは目先かなり弱まったはずだ。折しも、空売り規制の緩和がお誂え向きに売りを誘うかたちとなったが、そこからが相場の難しさが前面に押し出される格好となった。
 前週末の米雇用統計を受けて米国株高と為替の円安基調が流れを変えた。結果的に先物主導の買いで空売りの踏み上げを誘導し、今週の予想外の急上昇につながったとみられる。しかし、やや違和感の伴う上昇であることは、市場関係者の共通するところ。目先は裁定買いの反動もあって、利益確定の売りが優勢となるタイミングとみられる。
 日程面では、9月の機械受注統計と10~12月の見通し、10月の企業物価指数、またグリーの7~9月決算が予定されている。海外では、9月のユーロ圏鉱工業生産、10月の米財政収支、米10年物国債の入札がある。また、バーナンキFRB議長の講演が予定され、ドル円相場への影響などが注視される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)