ユーロ相場短期見通し

ユーロドルは一段安の可能性
11月1日のエントリーでは、ユーロドルの下落の目安を「チャネル下限(トレンドライン)の1.34台前半」だが「(ECB理事会で)なんらかの緩和策が決定されれば、上昇トレンドラインを割り込んで、雲の下限(11月7日で1.3370付近)、も割り込んで急落の可能性」もある、と書きました。実際にはECB理事会までは1.3440付近で下げ止まっていましたが、ECB理事会で0.25%の追加利下げが決定され、1.3290台まで急落しました。

ECBが利下げをした翌日のエントリーでは「実際に利下げが行われた割には、ユーロドルは7月からの上昇の半値で止まり、ユーロ円は6月からの上昇の38.2%戻し付近で止まった」ことから「中期的なユーロ高相場が続いているという事を意味しているのかもしれません」と書きました。ユーロドルはその後も一進一退を繰り返していますが、ユーロ円はすでに利下げ発表前の水準まで反発しています。

今後の見通しですが、ユーロドルが利下げ後から三角保ち合いを形成していますが、通常三角保ち合いは継続パターンですので、保ち合い前の方向に抜けることが多いことから、いずれかの時点で下抜けする可能性が高いと考えられます。下抜けした場合の目標の値幅は、三角形の底辺の値幅約150ポイントです。

ユーロ円は日足一目均衡表の基準線133.30円付近から利下げ前の戻り高値133.70円付近を上抜けできなければユーロドルの下落でもう一度131円台半ばまで下落する、と予想できます。その時のユーロドルが1.32付近と考えるとドル円は99円台半ばになりますから、ドル円はあまり動かないことになります。ただユーロ円はユーロドルほど明確にパターンができていないので、133.80円を上抜けた場合にはポジションを引きずるべきではないと考えます。