日経平均は318円高の高値引け

増田足
増田足では、日経平均現物の6色分布(11月11日⇒11月12日)は上昇銘柄群が、38.8⇒46.4%。下落銘柄群が61.2⇒53.6%。
6色帯は、7日連続で「赤(上昇の崩れ)」。
日経平均現物・先物は、「先読み」「未来の窓」は、25日足を完全に上放れていく想定。ただ、先々この25日足で下値固めをすることも示唆されていますので、まだこのまま続伸相場になっていくという力強さがあるとは判断できないようです。

ドル円は、「先読み」、「未来の窓」とも、日経平均に形状こそ似ていますが、99円台を維持していることは大きく、25日・75日足から上方乖離していく想定です。
次第に需給が好転していく
本日は、なによりここもとのボックス圏であった上限を突破。25日移動平均線を確定足で大きく上回ったことが大きな変化でした。
これで続伸につながれば、移動平均線もすべて上向きに転換してくるでしょうし、オシレーターも強気モーメンタムに転換していきます。
もしヘッジファンドが決算期末に向けて(実質20日くらいまで)、ショートカバーを始めたのであれば、ミューチュアルファンド(一般投資信託)に続き、ヘッジファンドまで、売り手から脱落したことになりますから、需給は大きく好転します。
まだ年度そのものは12月までありますから、なかなか本腰を入れて買うということはないでしょうが、打診買いは当然ありうるでしょう。
また、国内でもここから2週間ほどで、制度信用に基づく信用買い残の絶対期日が到来しますから、国内マネーも需給好転が近づきつつあります。
ポジション管理
5月の事実上の暴落商状から日柄も、残すところあと3日というところです。
15日を暫定的に転換日としましたが、今週は大きな変化をきたす可能性があると考えていました。
本日の日経平均の大陽線がそれを意味するのか、まだわかりませんが、可能性はあるでしょう。
転換が近いとして、しかもそれが上への転換だと仮定して、今先回り買いをするかどうかは各位の判断になります。
もし、現状でキャッシュ2割くらいを残して、株の保有ポジションが含み益をしっかり得ているのであれば、先回り買いも可でしょう。
フルインベストメントを目指して、今週から来週、積極的な買いを始めてよいのではないでしょうか。
連銀の次は日銀
もし、13-14日のバーナンキ議長、イエレン次期議長の発言によって、米国の金融政策が市場が想像している以上に長期化するという場合、当然考えられるのは日銀の異次元緩和第二弾です。
また、米国の金融政策が来春3月以降というコンセンサスが揺るがなかったとしても、4月以降には日本は消費税の導入ですから、成長率が一時低下することは明らかです。このため、やはり日銀は異次元緩和第二弾を打ち出すはずです。
つまり、どちらに転んでも程度の差こそあれ、異次元緩和第二弾を打ってくると判断します。
ドル円が、ドル高・円安のトレンドを明確にするとしたら、大前提としてまず米国連銀の政策変更+日銀の異次元緩和第二弾のケースがもっとも強く現れるでしょう。この場合は、中期的に110円を目指す動きになってもおかしくありません。
しかし、米国連銀は取りあえずまだ当面金融政策を変更せず、日銀だけが異次元緩和第二弾をする場合には、100円台確保という程度のドル高・円安トレンドでしょうか。