本日は「もう一度、足踏み」…!?

そう簡単には越えさせてくれない…?
※ご注意:予想期間は11月14日と表示されていますが、本日(13日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 昨日は“12月FOMCにおけるQE縮小を議論する可能性”を意識したドル買いが続く一方で、先週末から続いた「株高を背景としたリスク選好の連鎖」が欧州タイムで途絶えました。このため「直近高値(11/7:99.404円)」「9/20高値と月足・一目均衡表先行スパン上限とが重なる99.60-66円」こそ突破したものの、100円の大台手前に展開する「実需絡みのドル売りオーダー」+「オプション絡みの防戦ドル売りオーダー」をこなすことが出来ず、上値は99.80円で限定されました。
しかし下値は堅い…
 もっとも「株高の連鎖」が途絶えたとはいっても、NYダウおよび独DAXの下落はわずかなものに留まっています。このため「単なる利食い(調整)が入ったに過ぎない」との見方は少なくなく、「史上最高値を更新してきた堅調な動きが反転する」との見方は少数に留まっています。このためドル円の下値は堅く、前日よりもさらに切り上げた99円半ばで昨日の取引を終えています。
本日は思惑で動きづらい…?
 こうして目前に迫った100円の大台突破の有無が本日のポイントとなってきますが、今週末(15日)に行使期限を迎える100.00円設定のオプションはかなり巨額であり、防戦目的のドル売りオーダーはさらに輪をかけて膨れ上がっているとの指摘も聞かれます。このため昨日の上値を押さえ込んだ“99.80円~100.00円のドル売りオーダー”はさらに厚みを増したとされており、「目先は上値の重い動きを強いられそう」な雰囲気が醸し出されています。
 
 また今週は主だった米経済指標が不在の中、発表される新規失業保険申請件数・米貿易収支は14日、鉱工業生産・設備稼働率・NY連銀製造業景気指数等は15日と、週末に偏っています。また議長承認に向けたイエレン・FRB副議長の公聴会も14日に控えるスケジュール感でもありますので、本日に関しては思惑的なドル買い(円売り)が入って来づらい状況でもあります。
「もう一度、足踏み」、ただし一時的…!?
 皆がそう思っている時ほど「案外、簡単に突破したりするのがマーケット」でもありますので、上方向への期待は持ち続けたいところですが、本日に関しては「もう一度、足踏み」と考えるのが自然かもしれません。もっとも1回跳ね返されたくらいで諦めるような流れとは思えませんので、あくまでも一時的なものと考えますが…。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:100.607(9/11高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:100.204(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:100.000(大台、9/12-13高値)
上値2:99.916(ピボット1stレジスタンス)
上値1:99.797(11/12高値)
前営業日終値:99.629
下値1:99.404(11/7高値水準)
下値2:99.222(ピボット1stサポート)
下値3:99.103(11/12安値)
下値4:98.930(旧三角保ち合い上辺、11/7~11/12の38.2%押し、10/25~11/12の38.2%押し、大台)
下値5:98.709(日足・一目均衡表転換線、11/7~11/12の50%押し)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

12:15 ドル円 抵抗・支持ライン追加