100円突破には材料不足か=外為どっとコム総研 神田卓也

99.40円台で下げ渋る底堅い展開
東京市場のドル/円は、昨日高値(99.795円)や節目の100.000円には届かなかった。
日経平均株価の弱含みもあって99.40円台まで小緩んだが、この水準では底堅さも見られた。米量的緩和の早期縮小観測が再浮上しつつある事がドルの下値を支えていると見られる。
100円にかけて大量売り注文との観測も
もっとも昨日のドルはユーロに対して比較的大きく下落するなど、ドルへの信頼感が全面的に高まっているという状況でもないようだ。
こうした中、ドル/円には、99円台後半から100円にかけて大量の売り注文が並んでいるとの観測があり、それらのオーダーを粉砕して上昇するには材料不足の感が否めない。
欧米株価や米長期金利の動向を眺めつつ99円台での値動きが続きそうだ。